精神力カイリュー(実践)

精神力カイリュー(実践編)

2024/3/7

前回↓

yasufalco’s blog (hateblo.jp

Hauptartwork_149.png (681×884)

性格:いじっぱり

努力値:ASぶっぱ残りH

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:はがね

技:けたぐり、げきりんアイアンヘッドアクアジェット

あらすじ:上記のカイリューを使って早速showdownで10戦戦ってみた。本記事では、精神力カイリューの使い心地や、構築の改善点について述べる。

showdownサイト→ https://pokemonshowdown.com/

実際に戦っている様子:

上手くいった試合

相手はイーユイを繰り出してきた。本来であれば、この対面は対面カイリュー有利!!と言いたいところだが、イーユイの悪の波動でカイリューがひるんでしまうと負けてしまう、なんとも微妙な対面である。

二ターン目。相手は悪の波動でつっこんできた。しかし、こちらのカイリューは特性せいしんりょく。ひるむことなく相手に反撃を与えることができる。こちらはげきりん(けたぐりはイーユイ相手だと威力20)で相手の襷圏内まで削った。

相手はこちらのカイリューの予想外の特殊耐久のなさに混乱していたのだろうか、ヌメルゴンに交換してきた。

しかし、こちらはA135で攻撃に補正をかけている。ヌメルゴンではげきりんが受からない。その上、混乱することもなかった。その後、相手はヌメルゴンを切って、HP1のイーユイを出してきた。

ゴーストテラスを切られたが、こちらはノーマル技の神速、ではなく水技のアクアジェットを採用していたため無事に突破。

相手の裏はドオーだった。つまり、三タテ!!!!うおおおおお!!!

上手くいかなかった試合

相手の構築を見ると、イーユイ→さっき倒せた、パオジアン→カモ、ブリジュラス→けたぐりで倒せる、ランドロス→精神力で威嚇無効、アシレーヌ→きついけどアイへでひるませられる と精神力カイリューぶっ刺さりである。その構築、精神力カイリューが重くないか?

相手の初手はブリジュラス。初手に出てきたブリジュラスは特性がんじょうで、ステルスロックを安全にまいてくる型が多い。しかし、こちらは対面構築。もとからサイクル戦を挑むつもりはない。ステルスロックをまかれても、どうということはないのである。けたぐりで勝てるはず!!

え???????じきゅうりょく?????けたぐり入らなさすぎでは???(ブリジュラスにはけたぐりの威力は80しか乗らないことを知らなかった)

相手も自分と同様、「特性の逆張り」をしていたのである。ありえないぐらい硬くなったブリジュラス、裏のアシレーヌになすすべなく敗北した。

戦績

一戦目:勝ち(相手初手ガチグマ)

二戦目:勝ち(相手初手イーユイ)

三戦目:負け(相手初手ブリジュラス)

四戦目:負け(相手初手アローラキュウコン、なぜかバシャーモに破壊された。)

五戦目:勝ち(相手初手イーユイ(鬼火型))

六戦目:勝ち(相手初手悪ウーラオス(挑発をうってきた))

七戦目:勝ち(五戦目と同じ人だった、相手初手ママンボウ

八戦目:負け(相手初手頑丈ジュラルドン、イエッサンオオニューラに破壊された)

九戦目:勝ち(相手初手水ウーラオスアイアンヘッドを打ってきた)

十戦目:負け(5,7戦目と同じ人だった。相手初手ママンボウ、鋼テラスツツミ)

勝率60%

戦績を踏まえて

本当のことを言ってしまうと、精神力カイリュー絶対弱いだろwとネタのつもりだったが、このポケモンのせいで負けた、というよりコンセプトが間違っていた気がする。自分は受けよりのサイクルを使っていたので、相手にカイリューがいるとテラスタルを切らざるをえない場面が多かったが、カイリューの行動を一度見てからテラスを切るプレイングが多く、相手にテラスタルをむりやり切らせるのはそこまで強くないように感じた。裏のハバタクカミのテラバーストを捨てて、技範囲をとった方がよかったと思う。

精神力カイリューの個人的に面白いと思った点は、やはりひるまない安心感である。初手に相手が出してくるポケモンとしては、ひるみ効果技を持つポケモンが多い気がするため、そこで確実に相手に負荷をかけられる点は強かった。

 

ガチできつそうなポケモン

ハッサム:電気パオジアンでハッサム対策を完璧に行うのは、やはり無理があると感じた。裏のポケモンの選出で見るのであれば、三戦目の相手にならって自分も持久力ブリジュラスを使おうかなと思った。

アシレーヌアシレーヌに弱点を突く方法がパオジアンの電気テラバーストしかないため、選出画面の時点でどうしようか悩んだ。しかし、無理やり強硬突破が可能なポケモンでもあるため、(ハバタクカミのムンフォで特攻ダウンを引くか、パオジアンでひるませる)対策そのものはしなくていいように感じる。

テツノツツミ:再再戦である、10戦目の相手のテツノツツミが鋼テラスをきってきた。そんなん無理だ。鋼テラスはともかく、S136でハバタクカミとパオジアン両方の上をとってくる時点で相当きつかった。ツツミがいるだけでパオジアンの不意打ちが打ちづらかった。

トリルガチグマ:当たってないが、勝てないことを予想する。対面パーティではどうしても相手のトリックルームを枯らせない。

キョジオーン:初手のカイリューが起点にされる。裏の見せポケでどうにか対応できないか考える。

 

構築の改善案

カイリュー

Hauptartwork_149.png (681×884)

性格:いじっぱり

努力値:ASぶっぱ残りH

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:はがね

特性:精神力

技:けたぐりげきりんアイアンヘッドアクアジェット

じしん

今のところ、初手にパオジアンが出てきていないためサーフゴーへの打点としてじしんにした。またマルチスケイルカイリューと比較しながら記事を書いてみたいと思う。

②ハバタクカミ

Hauptartwork_987.png (534×445)

性格:おくびょう

努力値:CSぶっぱ

持ち物:ブーストエナジー

テラスタイプ:ステラ

技:ムーンフォースシャドーボール、みがわり、テラバースト

パワージェム

テラバーストを打つ頻度がほとんど無かったため、技範囲を広げた方が強いのではないかと感じた。裏のパオジアンに対して、不意打ちをすかせるみがわり、を消すかどうか迷っている。

③パオジアン

性格:ようき

努力値:ASぶっぱ

持ち物:命の玉

テラスタイプ:でんき

技:つららおとし、テラバースト、ふいうち、せいなるつるぎ

本構築最強ポケモン。初手カイリューを出さない場合、初手にだしても強そうな気がしてきている。

④ブリジュラス

Hauptartwork_1018.png (2355×2860)

性格:おくびょう

努力値:CSぶっぱ

持ち物:ジャポの実パワフルハーブ

テラスタイプ:ゴースト→こおり

特性:頑丈

技:ラスターカノン、りゅうせいぐんミラーコートステルスロック

エレクトロショット、テラバースト

結局頑丈のまま。ハッサムカイリューランド、ママンロンゲのようなサイクル構築に対して選出したい。

⑤キョジオーン

Hauptartwork_934.png (432×534)

変わらず。本当はおんみつマントを持たせると相手のキョジオーン対策になるかもしれないが、自分では使いこなせないので断念。

⑥テツノワダチ

Hauptartwork_990.png (2825×1932)

 

性格:ようき

努力値:ASぶっぱ

持ち物:ふうせん

テラス:草

技:じしん、アイアンヘッド、こうそくスピン、テラバースト

出すつもりはほとんどないが、一応キラフロル対策に技をいれておいた。

 

感想:この構築記事を書くにあたって、集計の大事さを感じた気がする。適当にバトルするだけではなくて、相手が何を出したかメモしていって、その後に色々構築を変えた方がいいなと思った。かなり対戦の様子について書いていて楽しかった。時間があればマルチスケイルカイリューとの比較を書きたい。

テスト前には次からは引退してます。

補足:この後25戦もぐって17勝8敗だった。初期レートが1000なので、だいぶと勝てた気がする。

 

精神力カイリュー(原案)

精神力カイリュー

2024/3/6

記事を書くにあたって:試験前にポケモンの構築記事を見るのにはまってしまい、自分もポケモンを遊びたくなった。しかし、本作でのポケモンの育成にはかなり時間がかかるため、pokemon showdown という対戦シミュレーターサイトを使って遊んだ。(丸一日つぶしました。)この記事では、遊んでみた経験と、自分がこれから使おうと思っている構築を紹介する。

 https://pokemonshowdown.com/   ←引用したサイト

 

Showdownでの経験:自分はチオンジェンとドヒドイデを使ってサイクル戦をしたかったのだが、まったく勝てなかった。要因としては、①プレイヤースキルが足りていない②構築パワーが足りない③pokemonshowdownの仕様、の三つが挙げられる。①に関しては言わずもがな、サイクル戦には相手の裏を読んで交代先に負荷をかけるプレイヤーとしての実力が求められる。自分はUSUMの時に運よく1700に乗っただけの実力しかなく、サイクル戦は無謀だと感じた。②に関して、そもそも今作で受けよりのサイクル戦をしかけることが難しいと感じた。(ママンボウは別)相手の火力が高く、どうしてもテラスを切らないと受けきれない、テラスを切ると相手の技が一貫する、という場面が多かった気がする。③に関して、本作ではTOD(時間切れによる対戦終了)というルールがあり、対戦時間がなくなるとお互いのポケモンの残数、HP割合、合計値で勝負の判定がつく、という内容である。このTODを狙う戦略がチオンジェンドヒドイデを使う上での重要事項となってくる。しかし、pokemonshowdownではTODを狙うことができないことを何戦かしていくうちに知った。(おそらく、「対戦時間」制ではなく「待ち時間」制であり、要するにコマンドの早押しバトルになっていると思われる。)

↓448ターンかかって負けた試合で、2時間ぐらいかかった。(画像粗くて申し訳ないです) 相手も自分も早押し頑張りすぎた。

経験を踏まえて:サイクル戦が難しくて弱くて勝てない、それでは対面構築を使えばいいのでは???と考えた。対面構築とは火力が高く相手に負荷をかけやすい、その代わりに耐性がそこまで優秀ではなくサイクル戦には向いていないポケモンを集めた構築である。対面構築であれば、サイクル戦よりも考えることは少なく仕様に悩まされることもない。また、SVでは火力が異常に高いポケモンが多く存在している。その一例として、イーユイを紹介する。

Menu_HOME_1004.png (128×128)

種族値:55(H)-80(A)-80(B)-135(C)-120(D)-100(S) 計570 特性:わざわいのたま(特性がわざわいのたまではない全てのポケモンは、特殊防御力が25%下がる。)

特性について、これは実質的に特攻種族値が1.33倍になる効果である。(ポケモン対戦wikiより)つまりめっちゃ強いのだ。特殊攻撃に対して最も強い、ラッキーですらもこだわり眼鏡+ひかえめ+テラスタルだいもんじは受けられない。

このようなポケモンが存在している以上、「相手の攻撃を受けきり定数ダメージで倒す」という戦略はかなり難しく感じる。そのため、自分はイーユイのようなポケモンに対して、より早く、一撃で倒せるポケモンを集めた対面構築の方がいいと感じた。

 

使う予定の構築コンセプト:自分が使いたいのは対面構築であり、なるべく頭を使ってプレイしたくない。そのため、固定選出3匹+見せポケ3匹を使おうと考えた。(要は6匹のうち、3匹はまったく出さない、というコンセプトの構築である。)

対面構築では火力が高い+どのポケモンに対しても強い(技範囲が広い)+速い ことが重要である。自分はブーストエナジーハバタクカミ(素早さ種族値135+持ち物効果により素早さ1.5倍)、パオジアン(素早さ種族値135、先制技持ち)の二匹は条件に一番合っているポケモンだと考えた。しかし、この二匹を使う上で障害になるのは「テラスタル」の存在である。テラスタルは戦闘中に一度だけタイプを変えられる、というポケモンSVでの対戦での醍醐味ともいえる仕様である。この仕様により、ハバタクカミ(フェアリータイプ)vsウーラオス(格闘タイプ)のような対面が発生した場合に、①ウーラオスが毒タイプになる→②ハバタクカミのムーンフォースを耐える→③ウーラオスの水流連打でハバタクカミを倒す、と有利不利の相性が逆転してしまうのだ。これでは有利相性を押し付ける、対面構築のコンセプトが崩れてしまう。対策として、初手のポケモンで相手にテラスタルを切らせる→相手のテラスタルを見て安全に上記二匹で倒す、ことを考えた。

初手に出すポケモンの条件:初手に出して相手のポケモンにテラスタルを切らせられるポケモンの条件について、①型が豊富②自分はテラスをなるべく切らずに戦える、の二つが重要だと感じた。①に関して、型が豊富なポケモンであれば、相手視点からすると「この行動をされた時に負ける、テラスを切らざるを得ない」という思考が生まれやすいと考える。②に関して、これは後述するハバタクカミになるべくテラスを切りたいからである。

①②のコンセプトを満たすやつ、だれかいるか…?

<僕に任してください!

そ、その声は!?

ツイッターの無断転載です 問題あれば消します)

カイリューカイリューは型が何個もあって、完全に対策することが難しいとされるポケモンである。初手に出てきたカイリューが鉢巻飛行テラバで相手を壊滅させる、ということは結構ざらで、初手に出てきたら嫌なポケモン、堂々の一位だ。よって、①は満たす。一方で、初手に相手のパオジアンと対面したときに、普通の型ではテラスを切らざるをえない。相手のパオジアンには勝ちたいと思い、襷カイリューを考案した。しかし、襷を持たせたところで結局つららおとしでひるんでしまえば意味がない。そこで、相手の技でひるみ状態にならない、特性「せいしんりょく」カイリューを考案した。

使う予定の構築

カイリュー

Hauptartwork_149.png (681×884)

性格:いじっぱり

努力値:ASぶっぱ残りH

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:はがね

技:けたぐり、げきりんアイアンヘッドアクアジェット

マルチスケイルカイリューと異なる役割対象としては、パオジアン、眼鏡ハバタクカミ、威嚇ランドロスがいる。汎用性をもたせつつもこれらのポケモンに勝てるような技構成を考えた。また、カイリューミラーを意識して耐久降りはせず、準速にする。

技構成については対戦をしていくうちに変化することが考えられるため、ダメージ計算はここでは載せないことにする。

 

②ハバタクカミ

Hauptartwork_987.png (534×445)

性格:おくびょう

努力値:CSぶっぱ

持ち物:ブーストエナジー

テラスタイプ:ステラ

技:ムーンフォースシャドーボール、みがわり、テラバースト

本構築において一番使いたいと思っているポケモン。初手に相手にテラスタルを強要させた後に、スイープする役割を担っている。ハバタクカミ自身も型が無数にあり、相手にテラスタルを切らせる効果が強いため、身代わりを採用し相手の行動を見てから判断することに決めた。

③パオジアン

性格:ようき

努力値:ASぶっぱ

持ち物:命の玉

テラスタイプ:でんき

技:つららおとし、テラバースト、ふいうち、せいなるつるぎ

ドヒドイデチオンジェンを使っていて一番勝てなかったポケモン。存在がズル。本当は相手が使っていたように、なるべく絶対零度を打つ型にしたかったが、ハッサムの対策をする上で、技スペースが足りなくなり断念した。ハッサムのようなポケモンがいない限りはなるべくハバタクカミにテラスタルを切りたいと考えている。

④ブリジュラス

Hauptartwork_1018.png (2355×2860)

性格:おくびょう

努力値:CSぶっぱ

持ち物:ジャポの実

テラスタイプ:ゴースト

技:ラスターカノン、りゅうせいぐんミラーコートステルスロック

本当のところはせいしんりょくカイリューよりも①②の条件に当てはまっているのではないかと考えるポケモン。このポケモンはどちらかというと対策される側のポケモンだと思うので、選出誘導につながるかもしれない。でもカイリューが弱いってなったらこっちを出したい。

⑤キョジオーン

Hauptartwork_934.png (432×534)

出すつもりがない。相手の構築にいたら嫌なポケモン

⑥テツノワダチ

Hauptartwork_990.png (2825×1932)

キラフロルにとても強そうな顔をしているポケモン。本構築はどくびしやステルスロックに弱くなりそうなので、顔だけで威圧することにした。出すつもりがないその2。

 

これからの予定:まずは上記の三体を固定選出として、使ってみたらどうだったかについての感想を時間があれば書こうと思っています。完全に趣味だし、別に誰に見せようというものでもないけど、ここまで見てくださった方がいればうれしいです!